山とWANDER’2022への想い

山とWANDER’22!
2022.10/22(sat)-23(sun)
at 無印良品津南キャンプ場

<オフィシャルホームページができました!>
https://yamatowander.jp

みなさま。こんにちは!
インマウントライフ代表改めw
『山とWANDER』代表の河上剣斗と申します。

新潟県長岡市にてPATISSERIE CAFE VIGO(ヴィゴ)と
InMtLife GarageStore(インマウントライフ)を運営しております。

はじめましての方は、なぜケーキ屋がアウトドアショップを?と、
疑問に思われる方も多いとは思うのですが、そこを話していると相当な長丁場になってしまうのでw
今回は割愛させて頂き、イベントに行き着くまでの背景と想いについて書かせて頂きます。(それでも長いよw)
(InMtLifeのYoutubeチャンネルでも語っておりますのでwご興味ある方はぜひそちらを御覧くださいw)

https://youtu.be/cPTMbEmK5Wo

洋菓子店→音楽バー→イベント会社→某バンドローディ→チーズ屋→ケーキ屋→広告営業・制作→ケーキ屋→アウトドアショップ
だいぶ端折ってますが、出会いと直感で動いてきた僕の簡単な人生の経歴はこんなところ。
家業がケーキ屋だったので一度はお菓子の道に進みましたが、18歳で即座に一時脱線しております。

ザ・紆余曲折な僕の人生を大きく動かしてくれた出来事のひとつがFuji Rockとの出逢いでした。
広大な自然の中、至るところで鳴り響く音楽。多国籍で活気あふれるマーケット。
運営してる大人たちはみんなカッコよかったし、純粋にその空気を楽しむお客さんのハッピーな感じもたまらなくクールだった。
若造だった僕には、そこにあるすべてが刺激的で、新鮮で、何もかもが輝いて見えていたし
なにより開催地が地元の新潟ってことも、すごく誇らしかったのをよく覚えています。

思えば、この頃の脳内がスパークするような出逢いや体験が、
今でも僕のモチベーションや行動の基準になっているんだと思います。

色々な職を転々としたのち、家業のお菓子屋を継承して今年で12年。
僕らの仕事もこのパンデミックの影響で、卸売や婚礼がなくなってしまい
今までのやり方や在り方、考え方ではどうにもならず、変化を余儀なくされました。
昨年スタートしたInMtLifeだって、そんなコロナがもたらした変化のひとつです。


感染拡大初めの頃は、国内外問わず観光もできなくなり、外食すらままならない日々。
人と会うことすら遮断され、一時はありとあらゆる活動がストップされました。
そんな中、新しい生活様式下でも比較的可能なアクティビティとして
CAMPや登山に注目が集まり、それがポジティブに受け入れられたことで
アウトドアブームは更に加速されたのではないでしょうか?

僕自身、近所の森の中を歩いたり、ハンモックを吊るして焚き火をするだけでも、
心のバランスを保つことができたし、この趣味に心底救われたなぁと今でも感じています。

幸福が現実となるのはそれを誰かと分かち合ったときだってことを。
-HAPPINESS ONLY REAL WHEN SHARED-

実は山とWANDERのハッシュタグ前にこの言葉を入れていました。
これはInto The Wildという映画の中で主人公が残した最後の言葉です。「たくさんの物を持っていれば幸福」っていう資本主義的な価値観や社会システムのしがらみに疑問を抱いて、
本当の自由とは?人間としての本当の喜びとは?という内から湧き出る問いに対する答えを探し求めるための旅。
本当の自分自身を取り戻すような青年の冒険の物語。
文明社会から離れて、旅の最後に行き着いた彼の真理のような言葉に
今僕らが置かれている状況が少しだけ重なって見えました。

新型コロナウイルスが世に出始めて2年と8ヶ月。
その年月で少しずつ付き合い方を学び、僕らもそれに合わせて変化してきました。
非接触型優先の世の中になってしまいましたが、それでもやっぱり僕は人に会いたい。
人と出会えることの素晴らしさ。同じ体験を共有できる素晴らしさ。
声を聞いて、顔を見て、同じ温度を共有しながら、その一瞬一瞬を楽しみたい。
人生ってやっぱり一人ではつまらないから。

音楽があったり、マーケットがあったり、いろんなアクティビティがあったり
みんなの“好き”がきっかけで生まれた繋がりを、さらに紡いでいくようなイベントが
いつか自分たちでもやれたらいいなぁと思っていました。

そんな時に今回プロデューサーを務める古い付き合いの初瀬君から
キャンプイベントやりましょう!とお誘い頂き、二つ返事で快諾して今に至ります。

大切な人と過ごす時間はもちろんですが、
同じ趣味での出逢いは、一気に距離を縮めてくれるから。
みなさんにとって“山とWANDER”がそんな出逢いのきっかけの場になれたら幸いです。

それでは、当日会場でお会いできるのを楽しみにしています。

山とWANDER代表 河上 剣斗

この記事を書いた人

kento Kawakami